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スペイン旅、年越しはマドリードで。

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マドリードでは母と待ち合わせ。12月30日〜新年の9日間を一緒に旅する予定でプランを組んだ。スペインは前に家族で旅した思い出の場所で、父はバルセロナをとても気に入っていたし、母とまた思い出に浸りたいこともあって、一緒に旅することにしたのだ。

年末のマドリード。街の雰囲気はイルミネーションの煌びやかさと、とっても寒い空気が師走感を増している。街の人々はどことなく開放的な感じだ。カウントダウンはプエルタ・デル・ソル(ソル広場)という街のメイン広場が有名とのことで、ホテルから歩いて行ってみた。時差ボケ中の母はホテルで待っているとのこと。結果、一緒に行かなくて良かったと思ったのは、人が溢れかえって、死ぬんじゃないかと思う程の押しくらまんじゅう。前に日本で起きた明石の花火大会の歩道橋事故を思い出して泣きたくなる程!実際に苦しくて、または圧迫の恐怖、パニックで泣いている女の子多数!警備なんて殆ど居ないし、スリは多発するわ、喧嘩はおきるわ、で大騒動!カウントダウンは小さく花火があがり、広場の上部に「2012」の文字が光り、0時を回ったら人は徐々にはけていった。

さて、スペインでは新年を迎えるときに12粒のぶどうを食べる習慣がある。新年を迎える12秒前この広場の時計の鐘の音に合わせて1粒ずつぶどうを食べ、12粒食べ切れたら願いが叶うというのだ。なるほど、それでソル広場にはテレビの中継車が沢山いたという訳だ。日本のゆく年くる年と同じだね。そんなスペイン流年越しのメインの会場に行ったのだから人で溢れかえるのも訳無い。この圧迫状態でぶどうを食べる訳にも、カバを飲むこともできず、ホテルに持ち帰って、母と3人、乾杯してぶどうを食べて、遅くまで話し込んだ。

翌日元旦はどこの店も閉まっている。この日は母と二人で近郊のトレドへショートトリップ。ラ・マンチャ州の州都であり、美しい旧市街は世界遺産に登録されている。こんな日だからこそ、ゆっくり街歩きが楽しめる。1日歩くのにちょうどいい、美しい街だ。

トレドの美しいカテドラル。


元旦夜は私たち若者だけでニューイヤーパーティへ!日本では年末のカウントダウンパーティが主になっているが、こちらでは新年1日にパーティを行うのが一般的。イベント情報を調べると殆どが新年1日にパーティを行っていた。

私たちが行ったのは、DAY ONE MADRID というビッグパーティ。ステージは3つの構成で、まるで武道館のようなスタジアムが会場。メイン会場はアリーナに人がぎっしり、入りきらない人々は2階席にも埋め尽くされ、大迫力のサウンドシステムが新年を多いに盛り上げていた。


最終盤のLoco Dice〜Richie Hawtinは盛り上がりが最高潮!兎に角、スペイン人の盛り上がり方は今までに体験したことがないくらい!ラテンの血が流れているお祭りっ子の集団は異様なまでにぶち上がった!!



そして面白いことに、よっちがやたらと声をかけられるのだ。「彼ってDJじゃない!?」とか、「あれっ!?あの人、、」みたいな感じで声をかけてくるので何かと思っていたのだが、ある女の子が

「スティーブアオキよね!?そうよね?」

と驚いた顔で話しかけてきた。そう、この頃よっちは髪が伸びてきて、ヒゲも伸ばし始めていて、確かに!スティーブ青木っぽい(笑)全然似てないけど、っっぽい(笑)!ヨーロッパのクラブ界ではスティーブ青木は有名で、ほんとにあちこちで声をかけられた。

アジア人でロン毛にヒゲ=スティーブ青木(笑)

お陰で沢山の人に声をかけてもらい、とっても楽しいパーティを過ごした。
新年の幕開けはぱーっといかなきゃね!

さぁ、バルセロナへ向けて、3人旅が始まる。

Written by amigahina

2012年1月19日 at 06:02