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メキシコシティでダンソンの夜

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 ※ ペンションアミーゴに掲示されてる手作りな地図。


ペンションアミーゴとはメキシコシティの日本人宿。
8年前の旅もここでスタートしてここで終えた。
古いけど旅人が残していった味があって、開放感あふれる中庭がある。ルチャリブレに励むレスラーさんや、世界一周旅行者、メキシコから中南米旅をスタートさせる大学生旅行者、韓国人ほか欧米人も増えていてとっても面白い場所だ。

ここは宿を出て少し歩くとタコスの屋台が並ぶ。トルティーヤの焼けるいい匂いに、懐かしさが込み上げる!
今回もペンションアミーゴを起点にメキシコシティの今を感じる旅をスタート。

メキシコシティに来たら会いたかった人、それはミホさん
ミホさんとは横浜のスペイン語サークルが出会い。スペイン語を学びたい日本人と、日本語も学びたいし、日本人とコミュニケーションしたいスペイン語圏の方(主に南米の方)が毎週教本を元にスペイン語を学び合う、というゆる〜いサークルに居たときに一緒で、よくよく話すと音楽とか映像(しかも実験映画)の話とかで気があって、共通の知人もいたりでとっても運命を感じた惹き付けられる人なのだ。

音楽に関しては南米系を幅広ーく聴いてる方で、ライターとして活躍後、大好きなメキシコに渡って引き続きライター活動を積極的にこなしてるミホさん。私たちのメキシコシティ滞在はミホさん無くしては語れないとゆう程、すっかり一緒に遊んでもらった。
Gracias mi gran amiga MIJO!!

さて、そんなミホさんと楽しんだメキシコシティ。
いくつか思い出深いコンテンツをご紹介。
まずは、ミホさんが絶対に連れて行きたい!と激プッシュの場所だ。

「ロス アンヘルス」。この佇まい。まるでフィフティーズのアメリカ西海岸のような。

中へ入ると、そこは、

ダンスホール!!!

レトロな公演ポスターがたくさん貼ってある。
グルーポニーチェの名前も!
(グルーポニーチェとはコロンビアサルサの大御所。80年代から活躍するロマンチックなサルサバンドなのだ。)

これからここでは、もちろんダンスパーティが開催されるのだ。
メキシコシティではある音楽ジャンルが中年層を中心にめちゃくちゃ流行っているそう。
その名が「Danzon(ダンソン)」
1920年代から続くキューバ音楽で、チャチャチャとマンボの前身とされるジャンルだ。
そんなダンソンがここメキシコで流行っていて、そういえば、公園などで中年カップルがサルサなんかよりずーっと遅いテンポでゆっくり踊ってる光景をよく目にした。

このダンスホールはそんなダンソンを踊るため、平日の6時頃から中年カップルが集まり出す。

みんなお洒落して集まってくる。赤で決めたおじさま。

バンドが始まると同時に一斉に踊り出す!ダンソンだけでなく、チャチャチャやクンビアなどなど、音に合わせてめくるめくダンスが繰り広げられる。
この画像の中央のカップルが会場で一番目立ってた。シルバーブロンズヘアの婦人の美しさと色っぽさは一般人ではない何かを放ってた。
相方の男性の衣装もそんじょそこらのおじさんではない。肩の切り返し部分が蛇革!シューズも蛇革!

バンドは大編成。古いダンスホールでの生バンドの響き方。その美しく生っぽい音に酔いしれながら、
歳を重ねたカップルのどっしりした落ち着きのあるステップを眺める。

あー、こんなふうにいつまでもときめいて歳を取りたい。
この人たちはきっと60歳〜80歳くらいだ。夕方からおしゃれに決めてダンスホールへ繰り出すだけでもう十分だが、さらにこの人たちはみんなダンスがめちゃくちゃ上手い。
激しいステップは必要ない。彼らの表現力は生き様で、パッションだ!

メキシコシティで思いもかけず出合った人生の大先輩たち。
ロマンチックの神髄を見せつけられたメキシコシティのスタートだ。

ちなみに、メキシコシティのシウダデラという民芸品市場がある素敵な場所があるんだけど、
そこの公園でのダンソンの映像を見つけたので貼っておきます。
私が見たのもこんな感じ。踊ってる真横に靴磨きが居るあたりが普通の昼下がりっぽくていいです。。

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Written by amigahina

2012年5月4日 at 02:28