AMIGA travel online

amigahinaの世界放浪記録

平和という名のラ・パスで。

leave a comment »

ボリビアの首都、ラ・パス。平和という意味だ。

前回訪れた時は大統領選の前後だったと思う。
一時街には戒厳令がひかれたこともあった。

そんな街に再び訪れると、そのイメージを思い出すこともなく。
前に宿泊していた宿が今は泥棒宿に変わっているくらいで、街は大都会の表情を見せ、民族衣装を着たインディヘナの
おばちゃんもどことなく少なくなったような。とにかく明るく活気のある都市だ。

ペルーではお土産物の大半が中国製の機械織りになっていてがっかりした。おばちゃんたちの手作りの温もりが感じられない。どうりで、多くのお土産市場は開店休業、閑散としていた。しかしここラ・パスでは土産物屋に活気がある。オリジナリティがあるものも探せば出てくるし、アンティークの布地で作った商品は味があってうっとりする。しかも値段はペルーよりも格段安い。

そしてラ・パスではブラジルビザを取得するという大きな目的があった。多くの旅行者はこのブラジルビザ取得に翻弄する。時期によって、ブエノスアイレスで取るか、パラグアイのエンカルナシオンで取るか、ラパスで取るか、情報は錯綜しているが、私たちはルート上のここラパスで取ることにした。航空券やら残高証明やらクレジットカードのコピーやら、ネットで情報収集したものを抜かりなく持参したが、取得できるか否かは担当の係官による独断が大きく左右する。私たちは運悪く、とても面倒くさい係官に当たってしまい、一筋縄ではいかなかったが、領事館に何度も通い詰め、2日間で無事にゲットすることが出来た。

ラパスでの取得はそれほど難しくないとのことだったが、2012年2月の時点で言うと、かなり難しくなってると言えると思う。カーニバル前で申請者が多いこともあるかもしれない。

こんなことでセントロから新市街のブラジル領事館へタクシーで通う日々。げっそり疲れた帰りには美味しい日本食屋、バックパッカーのオアシスになっている「ケンちゃん」という日本食の定食屋でカツ丼や寿司を食べるというのが恒例になってしまっていた。

こんなはずじゃないのにな〜。

素敵なアンデスの自然に囲まれたラパスで、こんなことで時間を費やしてはいけない。何かアクティビティがないかな〜、そう思っていると、宿の周辺の旅行会社は朝夕自転車を運んで来ていることに気付いた。よく見ると、殆どの旅行代理店の前には大きなバナーが掲げてある。


「DEATH ROAD」


???
後で知ったのだが、多くの旅行者にとって、ラパス=デスロードというのは常識のようで、とても有名なアクティビティの一つなのだと言う。

全く知らなかったので、ネットで検索してみる。要約すると、

・死の道を自転車で駆け下りるツアー。
・全長70km、標高4700mから1200mまでをを自転車で下る。
・場所はコロイコというラパス郊外。
・景色が最高らしい。

うんうん、なかなか楽しそう。
しかしひっかかるのがそのネーミングだ。

・毎年200人以上の死者が出ている。

いやだ、やめよう。危険すぎる。
ツアー会社の人に「どのくらい危険なの?」と聞いてみると、みな笑い出す。
「それはそれは危ないよ〜、ハッハッハ!」

でも、自転車大好き。体を動かしたい衝動にかられてる私たち。宿の近くの代理店のお姉さんは言う。
「明日はブラジル人2人の参加予定しかないの。人数が少なければゆっくり走れるから参加したら?
 ゆっくり景色を見ながら走れば危ないことなんてないわよ」

それもそうだな。大人数だと遅れてはいけないというプレッシャーもあるけど、4人なら楽しく行けそう!
よし、参加ー!

そんな訳で、ラパス名物、デスロードツアーに翌朝参加だ。

私たちの仲間はブラジル人カップルらしい、楽しみだな〜、なんて待っていると、本日のガイドがやってきて、
ブラジル人は昨晩飲み過ぎて起きれないから不参加だという。なんだなんだ、結局私たちだけか!ちょっと淋しいけど、それはそれで楽しもう。

スタート地点はこの景色!

マウンテンバイクなんて久しぶりだなぁ。

完全防備で。デスロード、ですからね。いざスタート!

ツアーの最初はアスファルトで舗装された道でならし運転。

雲の中を突き抜ける感じ!気持ちいい!

約1時間くらいのアスファルトライディングが終わると、

こっからが本番、デスロードが始まった!
デスロードは車一台がギリギリ走れる道幅、なのに!一方通行じゃない!
あまりに事故が多く、近年新しい道が出来たとのこと、だけどこっちの方が近道で通る車はまだまだ多いそう。

完全に力入っちゃってる私。見た目大したことない砂利道も、かなりの振動でサスペンションが全開上下している。
ハンドルを持つ手に力を入れないと腕が飛んでっちゃいそう!

まさに断崖絶壁!!

怖くて足が竦むけど、今まで体験したことない爽快感!

生々しいけど、こんな十字架が数えきれない程ある。

このデスロードを4時間ひた走る。ガンガン駆け下りていく。
所々に滝があって、修行僧のように滝に打たれなければ通れない場所が何カ所も。
びしょぬれになって、また走って。
大きな石はよく見ていないとズルッと滑って、簡単に転ぶ。
緊張感と自然を感じてひた走る4時間は、終わった後には汗でびっしょり。

好天が功を奏して、無事に2人ともゴール。

いろいろ危険なデスロード、亡くなってる方はかなりのスピードを上げてる方と思う。
悪天候も多く、視界不良もあるかもしれない。
(毎年200人の死者は、バスなどの転落事故も含まれているのだと思う。)

あまり無理をしなければ絶景を楽しめるデスロード。
翌日は腕の筋肉痛に涙流す程だったけど、いい思い出になった、はず!?

広告

Written by amigahina

2012年2月26日 @ 17:31

カテゴリー: Bolivia, La paz

Tagged with , ,

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。