AMIGA travel online

amigahinaの世界放浪記録

ダイナミックなアテネ

leave a comment »

何かと話題のギリシャに到着。
ニュースのトップにギリシャ経済のニュースが上がって注目されていたまさにその日に、ギリシャに上陸した。

イタリアはブリンディシという港町からフェリーに乗った。フェリーは前回のドブロブニクのものよりずいぶん立派だ。船体には「あかしあ」という船名が上から塗り重ねられた後がある、日本からの中古船のよう。今回もデッキエリアでひとり40€程。ただし立派な船内なので、シアタールームのリクライニングシートで熟睡出来た。

翌日昼にギリシャ側の港、パトラに到着。港を降りるとシーズンオフのせいもあるが、自分の足で降り立った客は私たち入れてたったの4人。他は殆ど大型トラックの運転手だった。岸壁に接岸し、タラップの準備が出来たと同時に大型トラックが次々と滑るように下ってく。それを横目にターミナルへ歩いて行く。

この街パトラは夏にはイタリアから地中海バカンスに出かけたりする観光客で賑わっているらしい。しかし今は、かなり寒い。ナポリに比べるとまた一気に気温が下がった。そのうえ、街の商店は殆どシャッターを閉めているし、人っ子一人歩いていないのだ。そう、この国もシエスタ中、しっかり昼休みを取っていた。ナポリでも驚いたのがシエスタの存在。過去に行ったことのあるローマやミラノ、ベネツィアなどは観光地と言うのもあってか殆どシエスタの不便さを感じなかったが、ナポリは昼過ぎになると一斉に閉まる。そして街からも人が消えてしまうのだ。私たち観光客にとっては何かと不便なシステムだ。

パトラからアテネまで電車で行こうかバスで行こうか悩んでいたが、電車はもう走っていないと言う。経済的な問題なのかはわからない。バスは4時間程でアテネに着いた。アテネの第一印象は、人が少ないな、という感じ。ナポリが多すぎたというのもあるかもしれない。そしてここは一大観光地。やはりシーズンは夏、冬は観光業に携わる人々も少しゆったり仕事をしている、という感じだ。

街の中を歩いてみる。ここは市場。ここからの一番の変化はこのギリシャ文字。読み方が分からないから、いろいろと一苦労だ。その反面、また新たな街に入ったことにわくわくする。

市場の中は活気がある!日本と違うのはこの斬新なディスプレイ!

おじさんたちは白衣をまとって威勢のいい声を張り上げてる。みんな明るくていい笑顔。


さて、いよいよ古代ギリシャの文明のルーツを探りに遺跡見学へ!
そもそもパルテノン神殿はこんな町中にあるなんて知らなかった!
ここはモナスティラキ広場。プラカ地区という観光拠点にあるこの広場からは、すぐにアクロポリスの丘が見えて拍子抜けしてしまった!※中央奥にみえるのがそれ。


大迫力のパルテノン神殿。こんなにひどい状態だとは知らなかった。
15世紀以後のオスマントルコによる占領、それに対抗したヴェネツィア軍の攻撃によって破壊されたという。

アクロポリスの丘にはこのような遺跡のピースがパズルの完成を待ち構えている。

無造作に置かれた歴史的な遺跡の一端。

無限数に近い番号がつけられているのだろう。

こんなに小さなピースまで番号が。。気が遠くなる作業が現場では続けられている。

ここにある数ある遺跡の芸術品はこの丘の下にある新アクロポリス博物館に展示されている。
とても興味深く、感動的な展示。一日中古代のロマンに浸ってしまったのだった。

そもそも古代ギリシャには殆ど興味を持ったことがなかった私だが、数々の遺産に触れることによって、ギリシャ神話の面白さに出会うことができた。
神話ってなんだろう。「むーかーし、ギリシャーのイカロスは〜」なんて歌を子供の頃習ったけれどまさにそのこと。
ギリシャ神話は紀元前15世紀から口承で伝わってきたという。この古代の神の物語は、いかにも人間らしく、神のくせに嫉妬や欲が渦巻く世界感があるのだ。古代の人々がこのような人間臭い世界を想像していたかと思うと、それが歴史の面白さなんだと改めて感じるのだ。日本に帰ったら今まで見向きもしなかったギリシャ神話の本を手に取ってみようと思う。


それと、もうひとつ、是非おすすめの場所を。
リカヴィトスの丘。ここはコロナキ地区というちょっとリッチなエリアにある。

私たちはオモニア広場というところに近い、いわゆる治安が悪いと言われるエリアに泊まっていたんだけど、治安が悪い、というか、中華系、アフガン系、イスラム系の方々のコミューンができていて、どこの国だかわからない、少し不思議な雰囲気がある。もしかしたらちょっと怖いと感じるかもしれない。その場所と比べると、コロキナ地区は別世界のような雰囲気だ。この丘に向かわなければこのコロナキ地区にも来なかったかと思うと、本当の今のギリシャを知ることが出来なかったと思う程。この地区はお洒落で素敵なお店が多く、センスのいい今の若者の文化を垣間見ることが出来た。

そんなコロナキ地区の真上にある丘がリカヴィトスの丘。歩くと結構しんどいが、トレッキング気分で登ってみるとアテネの街を一望できる。

右に見えるのはパルテノン神殿。奥に見える海はピレウス港。
ここから地中海の島々へ渡ることが出来る。
私たちは今回、島行きは断念した。暖かい季節に是非訪れたい。

アテネという街に滞在しただけでは、この国はちょいとお邪魔した程度だと思う。
ギリシャの文明だけでなく、地中海の島々の魅力にも触れたいものだ。
ギリシャに来て一番驚いたのが、町中でとても親切に声をかけてくれること。
地下鉄のホームで迷っていたり、地図を持っていると声をかけてくれる。そんな人々に触れ合ってか、
日を追うごとに魅力を感じてゆく街だったから、更に足を伸ばせばもっと魅力的に違いないと思う。

広告

Written by amigahina

2011年11月23日 @ 01:00

カテゴリー: Athens, Greece

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。